ウクレレ、リペア

 

今日は曇りのち雨。

 

制作中のウクレレは塗装が終わり、しばらく乾燥させるので、乾燥待ちの間にウクレレのリペアに入りました。

制作中のウクレレの参考に何度かブログにも載せていたウクレレです。

症状は表板の弾き跡の補強とブリッジの弦穴修正、表板、裏板のクラック、その他もろもろです。

だいぶ削れてます。

 

表板のクラックです。

 

裏板のクラックです。

接着済みもありますが、現状、補強はしてありません。

 

ブリッジは1弦と4弦の弦穴が限界です。

 

 

表板の弾き傷は裏から補強するので、その他のリペアの都合上、オープンバックします。

新しい楽器はバインディングを剥がしやすいのですが、古い楽器は気を使います。

今回の楽器はきっちりとバインディングが巻かれ、きっかけを探すのが大変でした。

剥がし始めです。

 

折らずに剥がれました。

 

境目を綺麗に剥がすのは、気を使います。

 

剥がし前には塗膜に切れ目を入れるなど、下準備が必要で、剥離だけで結構時間がかかりました。

剥離したバインディングは保管中に折れないよう、固定しておきます。

 

この後、裏板を剥がして、内部作業に入る予定です。

 

写真はリペアウクレレと制作中の3Mです。