2022-05-27

19世紀ギター

 

 

今日は雨のち曇りで、少し晴れ間もありました。

 

色々作業中ですが、ここ何日かは、19世紀ギターはロゼッタの制作をしていました。

まずは、製作用の治具を制作。

 

 

続けて、切り出したロゼッタ材を組み合わせを確認してみます。

 

19世紀ギターは一般的なギターとは異なり、指板でロゼッタの継ぎ目を隠さないタイプが多いです。

今回のギターも隠れません。

そこで問題なのが、ロゼッタを組む時に継ぎ目を目立たないようにする必要があることです。

これが大変。

なんとか組んだところです。

 

乾燥後、平面を出して組み具合を確認。

 

ここまで二日がかりですが、仕上がりに納得いかず、もう一度最初から作り直しすることにしました。

 

2個目を組み始めたところです。

前回とは組む方法を変えてみました。

 

組み終わったところです。

 

同じように、平面を出して組み具合を確認しました。

前回と比べてみます。

 

仕上がりは2回目の方が良いので、こちらを採用します。

 

この後、表板に埋め込んでいく予定です。

 

写真は仕上がったロゼッタです。

KEN弦楽器工房

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