2019-02-26

オリジナル3Mリペア続き

 

今日は晴れ間もありましたが、雨が降る時もある天気。

気温は少し下がって、ちょっと寒く感じました。

 

作業はオリジナル3Mのリペア。

追加されていたブレイシングの除去と剥がれかかった裏板のパッチの除去をすすめました。

ブレイシングは元々ついているオリジナルブレイシングより太く、タイトボンドで接着してあります。

表板にダメージがないよう、また、塗装面もだいぶ劣化しているのでブレイシングを削り取ることにしました。

削り始めです。

 

薄皮一枚くらいまで削りました。

 

このくらいまで削ると、タイトボンドでも湿らせながらはがせます。

綺麗に剥がれました。

 

裏板のパッチは接着時から密着していない状態だった感じです。

ボディーの一番奥側で、苦労して位置決めしたと思います。

ただ、クランプできないので浮きが出ています。

 

くっついているところはしっかりついているので、こちらも、削り取っていきました。

 

もう1箇所も大きさをもう少し小さくしたいので、同時に削っていきました。

ブレイシング同様、薄皮一枚まで削って、湿らせて綺麗にしていきました。

 

この後は、パッチを貼り直して、ボディーを組み直していく予定です。

 

明日は様子を見て作業を決めます。

 

写真はリペア中の3Mです。

KEN弦楽器工房

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