2018-11-03

ラコートリペア

 

今日は少し曇る時もありましたが、いい天気。

気温は少し高めでした。

 

作業はラコートのリペア。

製作中やリペア待ちは色々とあるのですが、軽度のリペアなので先に取り掛かる事に。

指板のエッジをオリジナルの19世紀ギターのように丸めに仕上げる内容です。

フレットは真鍮バーフレット。

作業前です。

 

こちらは、オリジナルの19世紀ギターです。

 

まずは、エッジを面取りしていきました。

 

この後、角度を変えたエッジヤスリでさらに整形。

普通のフレットよりも傾斜の緩いエッジにしました。

 

削った指板部分はサンディングで丸くします。

 

指板をマスキング後、フレットのエッジを面取り仕上げしていきました。

 

仕上がったフレットです。

 

最後に指板サイドをセラックで仕上げ、ネック周りは終了。

 

後は、バインディングの補修をしてリペア終了です。

 

明日は外出で、休むかもしれません。

 

写真は指板とフレットのエッジ調整をしたラコートタイプです。

KEN弦楽器工房

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