2025-02-05

19世紀ギター、ブレイシング交換とウクレレ

今日は曇り時々雪。

風がかなり強く1日。

修復中の19世紀ギターは取り外したブレイシングを新しく作っていきます。

材を準備し、切り出して大きさを整えます。

通常、新規制作の時はこの状態で表板に接着し、その後、整形しながら調整しますが、今回は表板がサイドに組まれた状態で接着するので、あらかじめ整形しておきます。

音も極力変えずにリペアするため、断面形状もできる限り近く整形。

右がオリジナルで左が製作したブレイシングです。

両端のスキャロップも合わせます。

材も木目が近いものを選んで使用しています。

仮組し、具合を見ているところです。

オリジナルと比べたところです。

この後、サイドのクラック補強と一緒に接着の予定です。

リペアも色々進めてますが、新規のウクレレも準備していきます。

とりあえず、ロゼッタから。

こちらは、この後、表板に埋めていきます。

KEN弦楽器工房

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