2022-09-07

ギターケース、レザーハンドル制作

 

 

今日はいい天気。

ちょっと暑く感じた1日。

 

先日、ベルナベのリペアが終わりましたが、そのケースのハンドルを制作していきました。

オリジナルケースではないのですが、ハンドルが劣化しているため、交換することに。

パーツ交換のつもりでしたが、合うものがなく、素材から作ることにしました。

オリジナルハンドルです。

 

まずは、芯になる部分をトコ革を積層接着して作っていきます。

 

 

積層した芯をカバーするようにレザーを接着。

厚めの革を二層にして接着。

 

クランプして1日乾燥させました。

 

ここから、ステッチを入れていきます。

レザークラフトでは縫う前に針を通す穴を開けておきます。

それ用の道具があるのですが、ピッチが広めなため、マークして一つづつ穴を開けていきました。

穴あけ後、縫っていきます。

 

レザークラフトなので、針を2本使う二刀流で縫っていきました。

縫い終わったところで、余分な部分をカットし、こばを整えました。

 

この後、こば処理剤を塗って磨き、ハンドルは完成。

ちょっとだけ幅を広くし、丈夫にしました。

 

出来上がったハンドルは早速取り付け、やっとリペア終了。

大変お待たせいたしました。

 

写真は制作して取り付けたギターケースハンドルです。

 

KEN弦楽器工房

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