2022-07-29

ウクレレ指板とベルナベ、リフレット

 

 

今日はいい天気。

暑い1日でした。

 

ウクレレは指板の作業中でしたが、溝を切った方とは別の二枚の木目があまり良くなかったので、ショップから材を送ってもらってました。

はぎ合わせの準備まで進めてましたが、もう一度、いい木目の材でやり直し。

やり直してはぎ合わせた指板です。

 

同じ工程でフレット溝を切っていきました。

 

 

今回、3M、3Kはふつうのフレット、ディットソン 二台はバーフレットにします。

なので、新しく溝を切った二枚は溝幅が広めです。

 

この後、ポジションを埋めていく予定です。

 

 

ウクレレの次はリフレット。

指板修正まで進めてましたが、フレットを打っていきました。

溝には指板修正時に入った黒檀の粉や以前のフレット打ち込み時に入り込んだ接着剤があるので取り除いていきます。

 

取り除き後、溝のエッジを面取り。

準備ができたところで、膠で緩みどめしながら打っていきました。

 

フレットは幅や形状、高さなど、見えるところが気になりますが、リフレット時は見えない足の部分と溝のフィッティングが重要です。

打ち込み前に、調整してから打っていきます。

 

場所によって、調整具合を変えて打ち終わったところです。

 

膠を乾燥させてから、フレットを仕上げていきます。

 

 

この所、リペア、制作共に、お客様から納期についてのお問い合わせをいただいております。

ブログでも何度か書いておりますが、作業がかなり遅れ、大変ご迷惑をおかけしている状態です。

申し訳ございません。

現在、諸事情で作業時間が以前の半分程度しか取れず、それ以下の時もあります。

状況が良くなれば作業も進むのですが、しばらくは今のペースになりそうです。

お待たせしており、重ねてお詫び申し上げます。

KEN弦楽器工房

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