2020-04-10

リペア、フレット打ち

 

今日は曇り。

ちょっと寒く感じた1日。

 

作業はリペア。

途中まで進めていたリフレットの続きでした。

まずは、クラシックギターから。

クラシックギターは指板面にアールがないものが多いですが、この楽器はゆるくアールがついています。

フレットもゆるくアールをつけながら打って行きました。

いつも通り、膠で緩みどめしながら打って行きます。

 

はみ出た膠を拭き取りつつ、一本づつ、打ち込み具合を確認しながらなので、結構時間がかかります。

今回のギターは指板エンドにクラックがあり、そこも修復してから打ち込んで行きました。

 

打ち終わったところです。

クラシックギターの次はベース。

フレットは調整済みなので、順番に並べておきます。

 

こちらも、膠で緩みどめしながら打って行きました。

 

打ち終わったところです。

 

 

膠の緩みどめが完全に乾燥するまで、このまま待ちます。

この後、フレットのレベリング整形と進め、仕上げていく予定です。

 

明日はリペア楽器の引き取り予定があり、時間があれば作業を進める予定です。

 

写真はリフレット中の楽器です。

KEN弦楽器工房

関連記事