2019-07-27

大正琴、指板仮組み

 

今日は曇りのち晴れ。

気温は上がって、暑い1日。

 

作業は大正琴の続き。

塗装に入っていましたが、表板をどうするか検討してました。

セラックフレンチポリッシュなので、障害物がない方が塗りやすいです。

指板を接着すると塗りづらいのですが、塗装してからの接着もリスクがあり、先に接着することのしました。

まずは、ナットを指板に取り付けます。

特殊なナットで、低音弦は指板から外れて、ドローン弦のようになる構造。

溝を合わせてセットしたところです。

 

つぎは、指板を表板に仮止めして弦を張って行きました。

テールピースの位置も調整しながら、こちらも仮止め。

弦を張って、各パーツの位置を微調整しながら決めて行きました。

最終的には全てのパーツを取り付け、弦を張って確認してから、塗装を再開する予定です。

 

明日は外出のため、時間を見て作業を決めます。

 

今日は工房の室温がほぼ体温。

暑いのは我慢できますが、汗が滴るのは止められません。

滝のような汗はおおげさですが、夕立の降り初めくらいの勢いでポタポタと落ちて来ます。

道具や材料、楽器に汗がつくと何かと大変。

これからしばらく、続きそうです。

 

写真は弦を張って各パーツの位置決め中の大正琴です。

KEN弦楽器工房

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