2019-07-01

大正琴、ブレイシング接着

 

今日は曇り。

昨日、雨だったせいか、蒸し暑く感じました。

 

作業は大正琴。

表板にブレイシングを接着していきました。

ブレイシング位置を正確に決め、接着準備をしていきます。

 

大正琴はシンプルなブレイシングが多く、どちらかと言うと強度重視な感じ。

今回はいい音と音量が欲しいとのことで、ブレイシングパターンをだいぶ考えました。

構造的にギターのように振動領域が広くないのですが、エックスブレイシングをできるだけサウンドホール側にシフトするタイプに。

最終的にはスキャロップブレイシングにする予定です。

今日は接着クランプで終了でした。

 

明日は様子を見て作業を決めます。

 

工房では、何年か前からフル膠接着にしています。

それ以前は、タイトボンドと膠併用でした。

膠の在庫がなくなったので、注文しようと思ったらいつもの所が在庫切れ。

しかも、入荷予定のものは容量がかなり減って、値段は上昇。

どうしよう、、、。

 

写真はブレイシング接着中の大正琴、表板です。

KEN弦楽器工房

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